引き出しに起こりがちな諸問題
【引き出しがかたくて開閉しにくい】
無垢材で作られた引き出し
無垢材で作られた引き出しの場合、湿気を含むと膨張し、乾燥すると収縮いたします。
そのため、お部屋の環境や設置場所にもよりますが、季節ごとに変化いたします。
【対策】
擦れ合うところをサンドペーパー(紙やすり)で少し削って調整したり、ロウや固形石鹸を塗って滑りを良くするなどの加工を施してみてください。
(あまりやりすぎますと、違う季節になったときに違う問題が出てくる可能性もございますのでご注意ください。)
それらの加工が不安な場合は、有料となりますが当社まで家具を送っていただき、加工を施してご返却することもできますので、お気軽にお問い合わせください。
(送料はお客様ご負担でお願いいたします。)
メラミンやポリ板の引き出し
メラミンやポリ板の引き出しの場合は、季節の変わり目や環境には左右されにくいのが特徴なので、
もし引き出しの開閉がしづらい場合は、作り直すか、ロウや固形石鹸を塗って滑りを良くするなどの加工を施してみてください。
【引き出しの奥に物が落ちてしまった】
引き出しの奥に、何か物がひっかかったり、落ちてしまい、引出しを外してみたいときにご参考ください。
引き出しの左右がレール式のものであれば、ボタン(またはレバー)の操作でカンタンに外すことができます。
ボタン式
ボタン式はボタンを押しながらロックを外す構造です。
引き出しを手前まで引き出し、左右のレールのボタンを押して取り外せます。
レバー式
レバー式はレール上に黒いレバーが付いており、それを操作してロックを解除するタイプです。引き出しを手前まで引き出し、左右のレールのレバーを上下(左右交互になります。)に操作して取り外せます。
レールのベアリングが破損しやすいです。
取り付けの際はしっかりとレールを収納し、ゆっくり丁寧におこなってください。