無垢の家具にキズが付いてしまった場合の対処法
■軽度のキズ
無垢の家具であれば、軽度のキズでしたら、サンドペーパー(紙やすり)を使い分けながらキズの周辺箇所を削り磨いていただき、そのうえからオイルや塗料を塗ることで元に戻ります。
■目立つキズ
市販のクレヨンタイプやペンタイプの補修材などで目立たないようにできます。
深くえぐれてしまったようなキズは、家具用パテで埋めて着色することも出来ます。 (自分で直すことが難しそうな場合は、業者にご相談ください。)
テーブルのキズ予防には、天板の形に合わせてオーダーでカットできるPSマットというものがあります。
両面がコーティングされているのでビニールクロスのようにくっつく心配もありません。 (ビニールクロスは木の呼吸を妨げ、割れ反りの原因となるといわれています。)
メラミンやポリ板で作られた家具にキズが付いてしまった場合の対処法
メラミンやポリ板で作られた家具の場合、同系色のマジックペンで着色していただくか、ラッカーシンナーを布に染み込ませて吹き上げますとキズの部分が目立ちにくくなります。
浅めのすりキズの場合、クリアーラッカーなどのスプレーを吹き付けて目立たせなくすることもできます。
また、少し深めのキズの場合、同系色のパテで埋めてしまう方法もございます。
安い家具に多く使われているメラミンやポリ版、プリント紙のキズはまず治ることはなく、通常は材料そのものを貼り直すしかありません。)
家具がへこんでしまった場合の対処法
■無垢の家具の場合
無垢で作られた家具・床で軽度のヘコミの場合は、まずヘコミ部分に水をゆるめに絞った布をしばらくあてて置き、その上から中温程度のアイロンをあてますと、材種やヘコミの程度によって異なりますが、水気を吸って元に戻ります。
(※深くへこんだ場合は戻らないこともあります。)
■メラミンやポリ板で作られた家具の場合
メラミンやポリ板で作られた家具の場合、同じような作業をされましても、無垢ほどヘコミは元に戻りません。
またヘコミでできたヒビ割れなどは元には戻りません。
この場合は、弊社にご相談ください。
※ご相談は弊社製品に限らせていただきます。他社の製品に関する質問はご遠慮ください。