オイル塗装のダイニングテーブルの定期的なメンテナンス方法を動画にしました。
少し長いですが、詳しくご説明しております。ご参考にどうぞご覧下さい。
テレビボードやチェストの天板なども同じ方法でお手入れできます。
塗装にはいくつかの方法があります。
そのうち「オイル塗装」と「ウレタン塗装」を見てみます。
オイル塗装のお手入れ
植物油を主成分とした浸透性の塗装方法で、一般の塗装と違い表面に塗装膜を作らないので、樹の表情である木目の美しさやしっとりした質感がそのまま表現されます。
保護膜としての塗膜がないため、キズやヨゴレが付きやすい欠点もありますが、その分補修もしやすいです。
程度の軽いシミ・輪染みなども、オイルフィニッシュのメンテナンスで目立たなくなることもあります。
お手入れ方法
市販のオイルやワックスで定期的(1年に2~3回)に拭き込む方法をおススメします。
柔らかい布に少量のオイルを染み込ませ、馴染ませるようによく刷り込んでください。そのあとに別の布で乾拭きして仕上げます。
※濡れたモノや熱いモノなどを直接置くとシミや輪染みが残る場合があるで、コースターやランチョンマットなどをお使いください。
マジックなどの汚れや傷がついたら、目の細かいサンドペーパーで木目に沿って丁寧に削り、そこにオイルを刷り込んでいきますが、周囲との色むらに気をつけながら、薄く伸ばして仕上げてください。
ウレタン塗装のお手入れ
木の表面にウレタンの塗膜をつくり木の表面を保護しています。
普段のお手入れは乾拭きで十分です。
油汚れなど、汚れがひどい場合は温湯(40度)で中性洗剤を500倍に薄め、タオルを浸し固く絞って塗装面を拭いた後、きれいな温水で固く絞ったタオルで洗剤を拭き取り、最後に乾拭きをします。
また、化学雑巾は使用しないでください。塗装面のツヤが消えたり、シミになる場合があります。
購入後、しばらく塗装や接着剤の匂いが気になる場合があります。できるだけ風通しをよくして換気を行ってください。